スーパーマーケット従業員の男女比
スーパーには正社員、パートナ―、アルバイトの方、多くの人が働いています。男性の方が多いイメージでしょうか?それとも女性の方が多いイメージでしょうか?
会社やお店によって違いはもちろんあると思いますが、スーパーマーケットでは
正社員の男女比は男性の方が多く、男性社会の業界と言えます。
一方でパートナー・アルバイトでは女性の比率が高い傾向にあります
ただし、レジ部門の正社員は女性の方が多い、など部門ごとの特色も確かにありますが、多くの部門であったり、店長、副店長、役員の人などにおいてもスーパーは圧倒的に男性の社員が多いです。
お店として考えれば、社員の人数とパートナーの人数とでは、社員よりパートナーの方が多いので女性の人数が多くなりますが、部門ごとの上司は男性が取りまとめることでしょう
なぜ男性正社員の方が多いの?
正社員の比率で男性正社員の方が多い理由として
- ①採用の元々の時点で男性の方が多く採用されている
- ②女性の申し込みが少ない
- ③女性の方が寿退社などで辞めてしまう
- ④力仕事(肉体労働)が多く嫌で仕事を辞めてしまう
などなど。。。があげられます。店舗の現場では理不尽なことも多々起こります。力仕事も任せられます。クレーム対応などでもお客様とのやり取りで参ってしまうかもしれません・・・。
なぜ正社員の女性は少ないの?
元々の採用の時点で女性の割合が低い。。。ということは男性の方が自然と多数派になってしまいます。それでいて結婚などで女性の方が辞めてしまうとさらに男性ばかりの職場となってしまいます。
一番の要因は朝から晩まで仕事で休みは不定期、肉体労働という環境が合わないのが理由だと思います。男性でもなかなか大変な環境でもあるので女性はより大変に感じるのでしょう。。。改善されつつはありますが、体力、気力が強くないと続けるのは難しいと言えます
また人間関係の面でも一緒に仕事をするパートナーでは女性が多いため、正社員が女性ですと女性同士ということもあり色々人間関係の面でも男性と比べて苦労することが多いです
社員の間でも、上司が男性ばかりですので教わる女性側は合わないこともあり、ついていくのが大変だったりします。肉体的にも精神的にも正社員の女性の方は苦労する環境に置かれています
徐々に女性が増えてきたり、女性の社会進出を目指す雰囲気は出来つつありますが、まだまだ男性社会と言えます。
特に水産部門は部門の中でも男社会ですので、水産希望の女性は苦労するかもしれません
パートナ―・アルバイトでの男女比は?
朝やお昼に働くパートナー・アルバイトの人は女性が多く、夜は男性・女性ともに増えます
朝やお昼に働くパートナー・アルバイトの方は、主婦の方だったり、30歳~60歳の間の女性が働いていることが多いです。募集の段階でも大体が女性の応募が多く、お昼の間に働きたい、という方で占めています。
一方夜では上記の女性に加えて、学生バイトの方が加わっていくので、品出しやレジにて10代・20代の男性・女性で占めることも多いです
夜も出勤してくれる主婦の方は、子育ても落ち着いて、家のことに時間を割かなくてもいいですよ、というベテランの人が閉店までシフトに入ってくれてる気がします
昼と夜とでは夜の方が時給も高いので、夜に入れる人はそっちを優先したほうが良いです
夜の方がお客さんも少ないので、お昼のような戦場ではなく多少は落ち着いて仕事が出来るような気がします
育休制度は取りずらい?
また、正社員の女性入社の希望が少ない理由の一つとして家庭への育児支援がまだまだ行き届いていないことも理由の一つと考えています。
子育てのために育休を取ろうと思ってもまだなかなか整備が行き届いていなく、制度としてあったとしても使い辛かったり、使った後、会社に戻ってきたら元の役職に戻り辛いなどがあります。(チーフとして育休取得後、戻ってきたときにチーフの役職ではない。。。など)
また、子供が小さいうちは働きながらだと一緒にいられる時間がほかの職種より無いと言えます。土日休みが固定ではないですし、どこかへ出かけるとしても合わせるのが困難かもしれません。連休も取りやすいとは言えないでしょう・・・。スーパーは平日休みだったり、逆に日曜日、祝日などの赤い日、クリスマスなどのイベント時に忙しいため仕事に駆り出されることは確実です。
子供が病気になった際など、急に出勤できない、となっても休んだことでお店が回らない、なんてことも起きてしまうかもしれませんので、仕事を辞める選択へ繋がってしまう要因の一つと言えます
今後の方向は?
少し前まではスーパーは365日営業、朝から晩まで営業、でしたが、ここ最近は三が日は休業の会社も増えてきました。年に5回有給休暇を取らなければならない法律もでき、徐々にではありますが、働き方が変わってきています。どんどんAI技術が投入されたり、機械化が進み従業員の作業の軽減も期待できます。
ですが、まだまだ男性中心の社会が続いていくことは確実ですので正直なところ、女性は現場でバリバリやるよりも、本部などの事務的な立ち位置として採用された方が体への負担は無いように思います。
性格によりけりとも捉えられますが、同期の間や先輩・後輩社員を見てきた中では、圧倒的に女性の辞める割合は高かったですので、続けていくのは男性より苦労するでしょう・・・。
店長職や役員職に就いている人も圧倒的に男性が多いです。小売業だけでなく、他の業種でも同じことが言えるかもしれませんが、女性の社会進出へまだまだ課題が残ると思います
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