PPIH「ドン・キホーテ」2024年6月期決算

企業分析

【驚異の成長!】パン・パシフィック・インターナショナルHDの決算を徹底解説

こんにちは、皆さん!
今回は「ドン・キホーテ」などを展開するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の2024年6月期の決算を分析していきます!

今年の決算は驚くべき成長を見せており、売上・利益ともに大幅アップ!果たしてこの成長の理由は何なのか?詳しく見ていきましょう!✨


📌 会社概要

PPIHは、「ドン・キホーテ」をはじめとするディスカウントストアや総合スーパーを展開する小売企業です。

  • 設立:1980年(旧ジャスト)
  • 事業内容:ディスカウントストア(ドン・キホーテ)、総合スーパー(ユニー)、海外店舗展開(アメリカ・アジア)など
  • 国内外店舗数約750店舗以上

ドン・キホーテの特徴といえば、「圧縮陳列」と「驚安価格」
深夜営業や個性的な品揃えで、他の小売業と一線を画すビジネスモデルを確立しています。


📈 2024年6月期決算ハイライト

2024年6月期(2023年7月1日~2024年6月30日)の決算は、過去最高の売上と利益を記録しました!🚀

指標 2024年6月期 前年比(2023年6月期)
売上高 2兆951億円 +8.2%
営業利益 1,401億円 +33.2%
経常利益 1,487億円 +34.0%
当期純利益 887億円 +34.1%

売上高はついに「2兆円突破」! 🎉
利益率も上昇!売上の伸び以上に利益が拡大!

PPIHは「日本一の総合ディスカウントストア企業」を目指し、国内外での成長を続けています。


🔍 決算の詳細分析

PPIHの成長を支えた要因を深掘りしていきます!🔍

グラフから分かること

2024年業績

過去5年間の推移

 

  • 売上高は右肩上がりで成長し、ついに2兆円を突破!
  • 利益も堅調に増加し、特に2024年の伸びが顕著(営業利益 +33.2%、経常利益 +34.0%、純利益 +34.1%)。
  • 2024年は過去最高益を達成し、成長スピードが加速!

【PPIH成長の秘密】驚異の成長要因を徹底分析!

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、ドン・キホーテ運営)は、売上2兆円突破! 2024年6月期の決算では売上高・利益ともに過去最高を記録しました。

「なぜ、ここまで成長できたのか?」
今回は、PPIHの成長要因を5つの視点から深掘りしていきます!✨


📌 PPIHの業績ハイライト(2020年~2024年)

年度 売上高(億円) 営業利益(億円) 経常利益(億円) 純利益(億円)
2020年 16,819 759 752 503
2021年 17,086 813 815 538
2022年 18,312 887 1,004 619
2023年 19,368 1,053 1,110 662
2024年 20,950 1,401 1,487 887

💡 売上高は5年間で+24.6%増加、営業利益は+84.6%成長!

では、この急成長の要因を見ていきましょう。


🔍 PPIH成長の5つの要因

① 国内市場での店舗戦略の最適化

PPIHの国内事業は、2つの柱で成長しています。

  1. ドン・キホーテ(既存店・新規出店)
    • 既存店の強化(リニューアル、新しい商品カテゴリの追加)
    • 「MEGAドン・キホーテ」の積極出店(ファミリー層の取り込み)
  2. ユニー(総合スーパー)改革
    • 「ドン・キホーテ×ユニー」業態の成功
    • 「MEGAドンキUNY」への業態転換による収益性向上

特に「MEGAドン・キホーテ」は、客単価が高く、利益率も向上するため、成長の鍵となっています。


② インバウンド需要の爆発的回復

訪日外国人の増加(中国・東南アジア中心)
円安効果で「日本の商品が安い」と人気爆発
免税売上が大幅増加!

コロナ後、訪日外国人が急増し、インバウンド消費が過去最高レベルに回復
高単価商品の販売が増えたことで、売上と利益が同時に伸びました。

🔹 訪日外国人のドン・キホーテ人気商品

  • 家電・美容機器
  • お菓子・食品
  • 健康・サプリメント
  • アニメ・キャラクターグッズ

免税売上比率も拡大し、PPIHの成長を大きく押し上げました。


③ 海外事業の成長加速

PPIHは、日本国内だけでなく海外展開にも力を入れています。

📍 アメリカ事業(Gelson’s、DON DON DONKI)

  • 高級スーパー「Gelson’s」が堅調
  • DON DON DONKIがロサンゼルスやハワイで人気拡大

📍 アジア市場(シンガポール・タイ・香港)

  • DON DON DONKIの新規出店を加速
  • シンガポール市場でシェア拡大、売上成長

アメリカ、東南アジアの市場開拓が進み、グローバル展開が本格化しています。


④ デジタル&マーケティング戦略の進化

会員アプリ「majica」の活用

  • 会員数1,500万人超
  • アプリ経由の購入データ分析で、顧客の好みに応じた最適な販促

リテールメディア事業(pHmedia)

  • 店舗内のデジタル広告やアプリ広告を拡充
  • 企業とのタイアップ広告収益を拡大

デジタル技術を活用した「データドリブン経営」が、PPIHの成長をさらに加速させています。

データドリブン経営の具体的な活用例

PPIH(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス)は、 データを活用した経営戦略 を実施しています。

🔹 POSデータの活用

  • 売れ筋商品・死に筋商品をリアルタイム分析 → 仕入れを最適化
  • 地域ごとの売上データを活用し、 店舗ごとの品揃えを最適化
    (例:「外国人観光客が多い店舗では免税商品の比率を高める」など)

🔹 電子マネー「majica」のデータ活用

  • 顧客の購買履歴を分析し、 個別のクーポンや特典を提供
  • 会員の購買パターンをAIが学習し、 需要予測を強化

🔹 インバウンド(訪日外国人向け)マーケティング

  • 免税商品の購入データを分析し、 観光客に人気の商品を強化
  • SNSや広告配信を 国籍別に最適化 し、効果的な集客を実施

⑤ 収益性向上&コストコントロール

PPIHは単に売上を伸ばすだけでなく、利益率の向上にも成功しています。

📌 売上高営業利益率の推移

年度 営業利益率(%)
2020年 4.5%
2021年 4.8%
2022年 4.8%
2023年 5.4%
2024年 6.7%

営業利益率は5年間で+2.2ポイント向上!

プライベートブランド(PB)商品比率の増加
サプライチェーンの効率化でコスト削減
物流の改善(倉庫・配送の最適化)

これらの施策によって、利益率の向上を実現しています。


🔮 今後の成長戦略

「MEGAドン・キホーテ」出店のさらなる加速
海外(アメリカ・アジア)の市場拡大
デジタル&マーケティング強化(majica、リテールメディア)
PB商品の拡充&コスト効率化

2030年に向けた長期目標

PPIHは 「Visionary 2030」 を掲げ、2030年6月期までに 営業利益2,000億円 を目標としています。
すでに「Visionary 2025」の売上高2兆円を 1年前倒しで達成 しており、今後も攻めの経営を継続する方針です。


🔮 今後の見通し

1. 国内の新規出店計画

PPIHは2024年から2026年にかけて、 国内14店舗の新規出店 を予定しています。

地域 店舗数 着工予定 完成予定 増床面積(㎡)
東北地方 1店舗 2024年8月 2025年4月 2,964
関東地方 5店舗 2024年3月 2026年5月 13,030
中部地方 4店舗 2024年5月 2025年4月 19,636
近畿地方 2店舗 2025年1月 2025年6月 6,492
四国地方 2店舗 2024年4月 2024年12月 9,670

また、 ユニー株式会社及び長崎屋の6店舗を改装 し、ブランド刷新・集客力向上を図る計画もあります​。


2. 海外の新規出店計画

PPIHは 北米・アジア市場でも積極的に店舗展開 を進めています。

地域 店舗数 着工予定 完成予定 増床面積(㎡)
北米(米国) 7店舗 2023年8月 2025年9月 23,320
アジア(シンガポール・香港・タイ・マレーシアなど) 4店舗 2024年1月 2024年12月 5,271

特に北米では、カリフォルニア州・ハワイ州での DON DON DONKI の展開に力を入れており、新規オープンに向けた投資を拡大中です​。


3. 2024年にオープンした国内新店舗

2024年6月期には 国内24店舗 が新規開業しました。

  • 関東地方(7店舗)
    • MEGAドン・キホーテ成増店(東京都)
    • キラキラドンキ横浜ワールドポーターズ店(神奈川県) など
  • 北海道(1店舗)
    • キラキラドンキ狸小路店(北海道)
  • 東北地方(2店舗)
    • MEGAドン・キホーテガーラタウン青森店(青森県) など
  • 中部地方(4店舗)
    • ドン・キホーテ新静岡駅前店(静岡県) など
  • 近畿地方(5店舗)
    • ドン・キホーテ貝塚店(大阪府) など
  • 中国地方(1店舗)
    • MEGAドン・キホーテ米子店(鳥取県)
  • 四国地方(1店舗)
    • ドン・キホーテ高松丸亀町店(香川県)
  • 九州地方(3店舗)
    • キラキラドンキ博多マルイ店(福岡県) など

これにより、2024年6月末時点の 国内店舗数は632店舗 となり、前年同期の623店舗から増加しました​。


4. 2024年の海外新店舗

海外では DON DON DONKI を中心に新規開業が進んでいます。

  • 米国
    • Gelson’s West LA at West Edge店(カリフォルニア州)
  • シンガポール
    • DON DON DONKI Paya Lebar Quarter店
    • DON DON DONKI Tiong Bahru Plaza店
  • 香港
    • Plaza Hollywood店
  • マカオ
    • Studio City店
  • タイ
    • Fashion Island店
    • The Mall Lifestore Bangkapi店
  • 台湾
    • CITY LINK 南港店
    • 台中 Tiger City店
    • 高雄大立店
  • マレーシア
    • JONETZ by DON DON DONKI IOI City Mall 2店
    • Mid Valley Megamall店​。

海外店舗数は 前年同期比+11店舗の110店舗 となり、海外展開も順調に拡大しています。

2025年6月期の業績予想

PPIHは、2025年6月期も成長を継続すると予想しています。

指標 2025年6月期(予想) 前年比(2024年6月期)
売上高 2兆2,200億円 +6.0%
営業利益 1,500億円 +7.0%
当期純利益 865億円 -2.5%

成長は続くものの、純利益の伸びが鈍化すると見られています。
主な理由は、
新規出店に伴うコスト増加
国内競争の激化
円安の影響の反動

とはいえ、PPIHは依然として成長基調にあり、今後も「ドンキ旋風」を巻き起こすことが期待されます!🔥


✍ まとめ

売上2兆円突破!ドンキの成長は止まらない!
国内市場はインバウンド需要&新店効果で好調
海外事業が収益をけん引し、グローバル展開を強化
デジタル戦略&リテールメディア事業が次の成長ドライバー

PPIHは今後も成長を続け、小売業界のトップを走り続ける存在になりそうです!🚀
2025年6月期の動向にも注目ですね!👀✨

👉 次回の決算もお楽しみに!📢

【参考】
決算短信(2024年6月期):​

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