12月はスーパーにとって1年で最大の繁忙期です。
クリスマス・年末・正月準備とイベントが連続し、売上・客単価・来店頻度すべてがピークを迎えます。
12月の販促を一言でいうと?
「前半=節約と温活、後半=ごちそうとまとめ買い」
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物価高 → 節約志向は継続
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それでも
👉 年末だけは財布のひもが緩む -
外食控えめ → 内食・中食ニーズが拡大
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気温低下 → 鍋・煮込み・即食商品が好調
◆第1週(12/1〜12/7)節約・即食・温活

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鍋野菜(白菜・長ネギ・えのき)
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豆腐・練り物・鶏肉
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レンジ調理惣菜・冷食
ポイント
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光熱費・物価高の影響で
👉「安く・簡単・すぐ食べられる」商品が最優先 -
鍋は“ごちそう”というより生活必需食
◆第2週(12/8〜12/14)寒さ本番・鍋本格化

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鍋つゆのまとめ買い
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鮮魚:タラ・牡蠣・サーモン
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精肉:しゃぶしゃぶ用肉
ポイント
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鍋 × 〆(うどん・雑炊・チーズ)の連動販売が効果大
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週末は鍋特設売場の拡張が必須
◆第3週(12/15〜12/21)クリスマス準備・パーティ需要

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ローストチキン・ピザ・オードブル
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クリスマスケーキ予約最終追い込み
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ワイン・シャンパン・ジュース
ポイント
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この週は予約獲得が売上を左右
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「当日販売」より「事前予約」で欠品・ロスを防ぐ
◆第4週(12/22〜12/31)年末商戦・ごちそう・まとめ買い

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12/22〜24:クリスマス本番
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12/25〜27:年末準備
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12/28〜30:買い出しピーク
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12/31:年越し・正月即食
爆売れゾーン


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鮮魚:刺身盛合せ、ブリ、マグロ、カニ
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精肉:すき焼き、焼肉、黒毛和牛
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惣菜:寿司、オードブル、揚げ物
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加工食品:年越しそば、天ぷら、正月惣菜
31日は「調理しない日」
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惣菜・寿司・刺身に売上が極端集中
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「買ってすぐ食べられる」商品が最大
まとめ|12月販促の核心
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12月前半
👉 節約・鍋・即食・温活 -
12月中盤
👉 クリスマス準備・予約獲得 -
12月後半
👉 年末ごちそう・まとめ買い・惣菜集中 -
12月31日
👉 「作らない」「買って完結」需要が最大化
12月の販促は、
「節約モード → 年末特需モード」へ、意識的に切り替えられるかどうかが、売上の明暗を分けます。

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