~アジ編~料理初心者のためのスーパーでの買い物ガイド

水産部門

料理初心者スーパーでの買い物がよくわからない、という方へ選ぶきっかけとなるような商品をご紹介します。

よく言われている「旬の食材を選ぶ」ということで本日は4月から7月が旬のアジについて紹介します

脂が乗るのは春~夏の期間

アジは年間を通して獲れているため、旬がピンとこない魚ですが実は春から夏にかけてが最もおいしいとされています。

旬の時期は産地によって変わりますが、真アジ漁獲量日本一の長崎県(シェア約42%)は春から夏にかけてが旬となります

スーパーでは長崎産のアジがよく並ぶので、この時期のアジが一番おいしいです。

漁獲量が増加する時期もこの期間になるため、値段・味ともに優れています

アジの種類

アジというと通常は真アジのことを指します。

たまーにスーパーでもほかの種類のアジが並ぶことがありますが、大体の場合「真アジ」の取り扱いになります

「真アジ」の産地として長崎県のほかには島根県、愛媛県、大分県、千葉県、鹿児島県などになります(西日本多め)

料理用途

お刺身

たたき

なめろう

塩焼き

フライ

干物

など料理用途が幅広く存在します。

食べ方としておススメなのは、鮮度が良いアジであればお刺身や、あじのたたきと言えるでしょう

以下↓スーパーでアジの調理を頼むときの参考記事になります

そのほかにも「南蛮漬け」「アジのつみれ」などありますが、個人的には最初は手軽なお刺身塩焼きが最初は良いと思います

アジの保存方法

冷蔵保存

冷蔵保存の場合は当日中に使い切ることが重要です。

アジは時間が経つにつれて鮮度が落ち、臭みの発生原因ともなります。

また、スーパーに並んでいるアジはその日に入荷されたものなのか、1日、2日経ったアジなのかわかりません。

消費期限が記載されているのでそれに従いつつも、冷蔵保存の場合は「その日に使い切る」くらいの気持ちでいたほうが良いです

特にお刺身で食べる場合は鮮度が命なので次の日に持ち越さないようにしましょう

冷凍保存

冷凍保存の場合はいくつかやり方があります。

1尾丸ごと冷凍保存

保存袋に魚が浸かるくらいの水を入れ氷漬けにして保存する方法になります。

氷漬けにすることで乾燥や酸化を防ぐことが出来ます。(空気に触れないため)

・・・ですが、しっかりとした保存袋を用意したり1尾丸々浸かるくらいの水を入れて冷凍庫へ入れるとなると場所も取ったりするのでおススメ度は低いかも・・・。

頭と内臓とぜいごを落としてから冷凍保存

赤い【ぜいご】と呼ばれるトゲトゲした鱗になります。

ぜいごを取り頭を落としたら、内臓を取って血を水で洗い流してきれいにします

水気をキッチンペーパーなどで取ったら空気に触れないようにラップをして袋に入れて冷凍庫へ入れます 

冷凍後

三枚に卸してから冷凍保存

上記のやり方と同じように、頭とぜいごを取って内臓を処理したら三枚卸しにします

骨と身を合わせて三枚になるので三枚卸しと言います

腹骨が付いてるので腹骨も除去します

三枚卸後はキッチンペーパーなどで水気を取って、こちらも空気に触れないようにラップをして袋に入れて冷凍庫へ入れます

冷凍後

調理はスーパーで頼めたり出来るので(お店によりけりですが・・・)調理をしてもらって購入するのがいいかもしれません

以下↓スーパーでアジの調理を頼むときの参考記事になります

ちなみに・・・衣をつけてから冷凍したり、下味をつけて冷凍をすることで、より一層調理が簡単になったりもします

どの冷凍保存の方法でも共通して言えることは、空気が入らないようにしまうことです。

空気が入ってしまうと酸化してしまい劣化が進んでしまうので保存する際は酸化を防ぐことが重要となります。

冷凍での保存期間は約2週間ほどになります

アジの解凍方法

いろいろな解凍方法がありますが、一番良い方法は流水解凍になります。

水がもったいないですが、自然解凍より時間をかけずに解凍することが出来ます。

実際スーパーでも解凍品を解凍する場合はこの方法を活用しています!

流水解凍とはバッドやボウルに水を溜めて、水を流しながら解凍する方法です

自然解凍より素早く解凍することができ(空気より水の方が熱を効率的に伝えるため)、食品全体を均一に解凍することが出来ます(電子レンジのように解凍場所のムラもありません)

デメリットとしては、水を流しっぱなしにするので水道代がもったいないことです・・・。

注意点としては、水が入り込まないように密閉した状態で行わなければいけませんので袋に穴が空いていないか確認した上で行いましょう

実際やってみて思うと、丸魚のままだと水の上に浮いてしまって時間かかってしまったので冷凍するとしても3枚に卸してから冷凍したものが一番解凍も早くて良かったです

水の中に入れるよりも直接水に当てたほうが早い・・・

解凍後

場所も取らないので冷凍するなら3枚卸しにしてからがおススメですね

まとめ

本日は4月から7月に旬を迎えるアジについて紹介しました。

スーパーでアジの調理を頼むことで下処理を済ますことができれば、料理の際には時短になりますので買い物に行った際は是非やってもらいましょう(頼みずらかったりもしますが。。。)

また、鮮度管理が大事なので、購入した際はすぐに食べるか、冷凍保存をしましょう

値段も安く味もおいしいアジはスーパーでも人気の商品なので、買い物に行った際はぜひ購入を検討してみてください!

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