トライアルホールディングス 2025年6月期 第2四半期の決算ハイライト

企業分析

2025年6月期 第2四半期決算:トライアルホールディングスの最新動向!

📢 速報!トライアルホールディングスの2025年6月期第2四半期決算

ディスカウントストア「トライアル」を展開するトライアルホールディングスが、2025年6月期第2四半期(2024年7月1日~12月31日)の決算を発表しました!
今回は売上は好調ながらも、営業利益・純利益は前年同期比で減少という、少し厳しい結果に。

しかし、リテールAI事業が黒字転換! Skip Cartの導入拡大や、新規事業の進展が見られ、成長戦略は着実に進んでいるようです。


1. 2025年6月期 第2四半期の決算ハイライト

指標 2025年6月期Q2 前年同期比(%)
売上高 4,037.4億円 +11.1%
営業利益 97.0億円 -16.2%
経常利益 106.2億円 -11.3%
純利益 61.3億円 -11.7%

💡 売上高は増加(+11.1%)したものの、
💡 営業利益・純利益は2桁減少となりました。

なぜ利益が減少したのか?

  • 人件費やエネルギーコストの上昇
  • 店舗拡大に伴うコスト増
  • 消費者の節約志向による価格競争の激化

といった要因が響いたと考えられます。


2. セグメント別の業績分析

① 流通小売事業(売上4,017.2億円、利益105.3億円)

  • 売上高は前年同期比+11.0%と順調
  • 既存店売上は好調(特に食品・惣菜が伸びた)
  • 新規出店(メガセンター3店、スーパーセンター13店、smart2店、小型店2店)
  • 利益は-15.8%減少 → 人件費・物流費の増加が影響

② リテールAI事業(売上4.9億円、利益0.06億円)

  • Skip Cart導入店舗数:245店舗(+22店舗増加)
  • 黒字転換!(前年同期は3.08億円の赤字)
  • 顔認証決済の実証実験を開始(TRIAL GO)

💡 リテールAI事業がついに黒字化!
今後の成長エンジンとして、期待が高まります。

事業概要と目的

リテールAI事業は、トライアルグループの中で「スマートストア」化を推進するための先端技術開発・導入事業として位置付けられています。この事業は、店舗運営の効率化や顧客体験の向上を目的として、さまざまなIoTやAI技術を活用しています。

✅店舗オペレーションの効率化
リテールAI事業は、従来のレジ業務を自動化する「Skip Cart®」のようなセルフ決済機能付きショッピングカートや、店内の在庫管理・欠品検知を行うAIカメラなど、店舗運営に必要なプロセスを自動化・効率化するソリューションを提供しています。これにより、レジ待ち時間の短縮や人件費削減が実現され、少子高齢化や人手不足といった課題に対応しています。

✅顧客体験の向上
顔認証決済やデジタルサイネージ、購買データを活用したレコメンド機能など、最新のテクノロジーを導入することで、消費者が24時間いつでも快適に買い物できる環境を整え、従来の買い物体験を刷新することを目指しています。

✅外部展開の推進
トライアルグループ内だけでなく、他の小売業者やパートナー企業への技術供与を進めることで、リテールAI技術を広く普及させ、グループ全体の収益貢献を狙っています。

主な技術・製品

✅スマートショッピングカート(Skip Cart®)
専用のプリペイドカードやアプリと連携し、バーコードのスキャンによりセルフ決済が可能なカートです。これにより、店舗スタッフによる手作業の手間が大幅に削減され、キャッシュレス決済が迅速に行われます。

✅AIカメラとデジタルサイネージ
店内に設置されたAIカメラは、商品の購買動向や在庫状況をリアルタイムで把握し、欠品時のアラートを発するなど、在庫管理の効率化に寄与します。また、デジタルサイネージはプロモーション情報の発信や、来店客へのレコメンド機能を提供し、購買意欲を高める役割を果たしています。

✅顔認証決済
24時間対応可能な顔認証決済システムにより、酒類など年齢確認が必要な商品の購入もスムーズに行える仕組みが導入されています。これにより、決済プロセスの簡素化とセキュリティの両立が図られています。

✅データプラットフォーム
店舗内で収集される購買データや顧客属性、来店動向などを統合・分析し、最適なプロモーション施策や在庫管理、価格戦略の策定に活用するためのデータプラットフォームも構築されています。

③ その他事業(売上13.7億円、利益3.55億円)

  • 売上+70.6%増、利益+370.2%増と大幅成長!
  • リゾート・ゴルフ事業が回復(インバウンド需要の取り込み)

💡 赤字だったその他事業が黒字転換!
特に訪日観光客の増加が追い風となりました。


3. 財務状況の変化

指標 2025年6月期Q2 2024年6月期比
総資産 3,146.3億円 +310億円
純資産 1,227.0億円 +45億円
自己資本比率 38.1% -2.7ポイント減

💡 資産増加の要因

  • 現金・預金(+57.5億円)
  • 棚卸資産(+87.8億円)
  • 建物・構築物(+100.7億円)

💡 負債も増加

  • 買掛金(+247.3億円)
  • 未払金(+27.4億円)

💡 総資産が増えたが、自己資本比率は低下(40.8% → 38.1%)成長投資に積極的に資金を活用している状況ですね。


4. 今後の見通し

トライアルホールディングスは、通期業績予想を据え置いています。

指標 2025年6月期予想 前年比(%)
売上高 8,088.6億円 +12.7%
営業利益 229.8億円 +20.0%
経常利益 238.1億円 +20.3%
純利益 137.5億円 +20.3%

💡 通期では2桁成長を見込む強気の姿勢!

成長戦略のポイント

  1. 新規出店(通期で27店舗)&既存店改装(通期で28店舗)
  2. リテールAI事業のさらなる黒字化&拡大
  3. キャッシュ・フローを活用した投資の加速

5. まとめ

売上は順調に成長(+11.1%)
リテールAI事業が黒字転換!
その他事業も黒字化し、回復傾向
営業利益・純利益は減少(コスト増が影響)
通期では2桁成長を維持する見込み

2025年6月期は、リテールAI事業のさらなる成長小売事業の利益率改善が鍵を握ります。
特に、Skip Cartの普及拡大や、新技術(顔認証決済など)の進展に注目ですね!🚀

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