驚異の成長!トライアルホールディングスの2024年6月期決算を徹底分析!
1. 導入:トライアルホールディングス、絶好調の決算発表!
ディスカウントストア「トライアル」を展開する株式会社トライアルホールディングスが2024年6月期の決算を発表しました。その結果は、売上・利益ともに大幅な成長を記録!
さらに、2024年3月に東京証券取引所グロース市場へ上場し、資金調達にも成功。新規出店やリテールAI事業への投資が進む中、今後の展開がますます気になりますね。
2. 会社概要:ディスカウント×テクノロジーで急成長
トライアルホールディングスは、ディスカウントストアを中心に事業展開しながら、最新テクノロジーを活用した「スマートストア化」を推進。
主な事業は以下の2つです。
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流通小売事業(主力)
- ディスカウントストア「トライアル」の運営
- 生鮮食品・日用品を低価格で提供
- 24時間営業の店舗も多く展開
- 直近では、スーパーセンター・小型店の拡大に注力
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リテールAI事業(成長分野)
- 「Skip Cart(決済機能付きレジカート)」を導入
- インストアサイネージ(電子看板)によるデータ活用
- 店舗オペレーションの省力化を目指す
テクノロジーと小売業の融合を進めることで、競争力を高めています。
スマートストア化とは?
トライアルホールディングスが進めるスマートストア化とは、最新のテクノロジーを活用し、買い物体験の向上と店舗運営の効率化を図る取り組みです。
具体的には、以下のような施策を展開しています。
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Skip Cart(スキップカート)
- 決済機能付きのショッピングカートで、買い物しながら商品をスキャンできる
- レジでの精算が不要になり、レジ待ち時間を短縮
- 導入店舗数:223店舗、導入台数19,579台(2024年6月末時点)
- 買い物の利便性向上+店舗の人手不足解消につながる
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インストアサイネージ(電子看板)
- 店舗内に設置し、リアルタイムで広告や特売情報を配信
- データを活用し、曜日・時間帯ごとに効果的な販促を実施
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店舗オペレーションの省力化
- AIカメラで売場を監視し、品切れを自動検知
- AIによる発注最適化で、無駄な仕入れを防ぐ
これらの技術を活用することで、人件費削減、回転率向上、顧客満足度アップを同時に実現するのが狙いです。
「単なるディスカウントストア」から、「テクノロジーを活かした新しい小売の形」に進化しようとしているのがトライアルの強みですね!
3. 決算ハイライト:売上・利益が絶好調!
2024年6月期(2023年7月1日~2024年6月30日)の決算は以下の通り。
指標 | 2024年6月期 | 前年比(%) |
---|---|---|
売上高 | 7179.5億円 | +9.9% |
営業利益 | 191.6億円 | +37.2% |
経常利益 | 197.8億円 | +37.8% |
純利益 | 114.4億円 | +41.5% |
売上高は7,000億円を突破!
利益の伸びが特に大きく、営業利益率:2023年6月期 2.1% → 2024年6月期 2.7%と改善しました!
売上規模が拡大する中で、営業利益の伸び(+37.2%)が売上高の伸び(+9.9%)を上回ったことで、営業利益率が向上しています。
リテールAIが黒字化に向けて前進
- Skip Cartの導入が進み、店舗の効率化を促進
- 赤字幅は縮小(リテールAI事業の損失:5.2億円)
キャッシュ・フローも大幅改善!
営業活動によるキャッシュ・フローは594.9億円と、前年の184.4億円から約3倍に増加。財務の安定性も高まっています。
リテールAI事業の赤字は将来への投資か?
リテールAI事業は「未来の収益源」として積極的に投資中の段階です。
- 2024年6月期のリテールAI事業
- 売上:9.1億円
- 損失:5.2億円(前年より赤字幅縮小)
投資の中心は以下の通り:
- Skip Cartの開発・導入拡大
- データ分析技術の高度化
- 店舗オペレーションのDX(デジタルトランスフォーメーション)
今は先行投資による赤字ですが、
「Skip Cartなどの導入が進めば、リテールAI事業も黒字化する可能性が高い」
と考えられます。
特に、外部店舗(他社)の導入が拡大すれば、一気に収益化が進む可能性も!
(すでに、トライアルグループ外でも導入店舗あり)
4. 詳細分析:セグメント別の好調ぶり
① 流通小売事業(売上7,149億円、利益218.8億円)
- 既存店売上が伸長
- 新規出店(41店舗)と店舗改装(30店舗)を実施
- 惣菜・生鮮食品が好調!
- スマートストア化を推進し、オペレーションを効率化
② リテールAI事業(売上9.1億円、損失5.2億円)
- Skip Cartの導入店舗数:223店舗、導入台数19,579台
- AIを活用した店舗運営の効率化が進行
- 依然赤字だが、収益化に向けた兆しが見え始める
③ その他事業(不動産・リゾート:売上19.8億円、損失1.6億円)
- 訪日観光客の増加により、旅館事業が回復傾向
- まだ利益貢献は限定的
③その他事業の損失の理由
その他事業(不動産・リゾート事業)の損失が出ている理由は2つあります。
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リゾート事業の回復がまだ不十分
- 訪日観光客の増加により、九州エリアの旅館などは回復傾向
- ただし、コロナ前の水準にはまだ戻りきっていない
- 施設の維持費や運営コストが先行し、利益貢献が限定的
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不動産事業の利益がまだ安定していない
- 収益化に時間がかかる事業のため、短期的には利益を出しづらい
今後、インバウンド需要の回復や運営効率の改善で、黒字転換の可能性もありますが、現時点ではまだ厳しい状況ですね。
5. 今後の見通し:成長戦略は?
トライアルホールディングスは2025年6月期の業績予想を以下のように発表。
指標 | 2025年6月期予想 | 前年比(%) |
---|---|---|
売上高 | 8,088.6億円 | +12.7% |
営業利益 | 229.8億円 | +20.0% |
経常利益 | 238.1億円 | +20.3% |
純利益 | 137.5億円 | +20.3% |
成長戦略のポイント
- 新規出店(27店舗)、既存店改装(28店舗)
- リテールAI事業の黒字化に向けた取り組み
- データ活用を進め、顧客体験を向上
- キャッシュ・フローの改善を活かした積極投資
特に、リテールAI事業の成長が今後の鍵を握りそうです。
6. まとめ:トライアルの未来は明るい!
トライアルホールディングスの2024年6月期決算は、売上・利益ともに大幅成長を記録。
特に、リテールAI事業が黒字化に向かう兆しを見せており、今後の成長が期待されます。
2025年6月期も引き続き2桁成長を見込んでおり、トライアルの勢いは止まりません!
今後の決算にも注目です!🚀
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