本日は『水産部門で働いてるけど、なかなか仕事が覚えられずに苦労している』という方へ向けて少しでも手助けできるように、『仕事がわかりやすくなるポイント』をまとめたいと思います。
忙しい雰囲気の中で、どのように動けばいいかわからず、質問したいけど忙しそうだし。。。聞きづらいし。。。とあたふたしてしまい、次にやる仕事がうまく理解できなかったりして注意されたことはないでしょうか?
基本的な重要なポイントを押さえて、チーフの考えをを少しでも感じ取って(怒られるのを避ける)業務を行っていきましょう!
『水産部門』仕事覚えるべきもの
基本的なこととして、まず覚えなければいけないことは『商品の名前』『値段』『値付けの方法(機械の操作)』『トレーの名前』『陳列場所』です
『商品名』
『商品名』は、アジ、イワシ、サバ、サンマ、イカ、など基本的な魚の名前を覚えるところから始まり、刺身盛り合わせの名前、寿司の名前、切り身や鮭の名前など1つ1つ取り扱う商品を覚えます。
野菜はなんとなく知ってたりしますが、魚は機会が無いと知らないことも多いのでまずは違いを理解しましょう。
特に注意するところとして魚には『天然』と『養殖』があるので区別すること、『生(チルド)』なのか『冷凍(解凍)品』なのかを確認することです。この認識を誤ってしまうと値段を貼る際に誤表記となってしまうので大変なことになります。
そのほか産地表記にも気をつけなければなりません。相場品は日々値段も変わり、産地も変わるため1日ごとに確認をしましょう。
また、特に最初に一番苦労する商品は鮭だと思います。鮭自体いろんな種類の商品がある中、『天然』『養殖』『生』『冷凍』があり更に『甘口』『中辛』『大辛』と同じ鮭でもまた分かれているためごちゃまぜにならないように注意しましょう
白鮭?紅鮭?サーモン?銀鮭?サクラマス?などスーパーによって取り扱う商品に違いはあると思いますが、間違えないように気をつけましょう
『値段』
『値段』は商品名とセットで覚えましょう。○○お刺身盛り合わせは1000円。。。○○握り寿司は1200円。。。○○の干物は500円。。。などです。生魚や切り身に関しては相場が関係してくるのでそれは日々確認しなければなりませんが、そのほかの商品に関しては名前とセットで1つ1つ覚えましょう。
初めのうちは広告に載ってる商品を理解していくことから始めていき、徐々にいろんな商品を覚えていくと良いと思います。
『値付けの方法(機械の操作)』
『値付けの方法(機械の操作)』をするときに値段を知っていると値段を貼る際にミスが無く行うことが出来ます。また、値段を貼る作業時間も速くなるので(1つ1つ値段を確認する作業が無くなるので)仕事がスムーズに進みます。
ですが、すべての商品の値段を覚えることはほぼ不可能のため、まずは抑えるポイントとして、『たくさん売れている商品(人気の商品)』や、『たくさん売り場に出る(ある)商品』、『目立つところに置かれている商品』、『広告の品』、を抑えていきましょう。
きっとこれらの人気な商品は売り場に出す優先順位も高いので、値段を貼る際の順番もこれらを意識して貼っていくと売り場が早く埋まっていくことが出来ます
また、値付けをする際に商品ごとに『品番(値付けコード)』があるのでそれも一緒に覚えなければなりません。全く脈絡のない、電話番号を覚えるような苦行が待っています。慣れてきたら覚えられるから。。。と言われつつも、一つ一つ覚えなければならない作業は嫌になります。覚え方のコツも何もないので根性で覚えなければなりません。
『トレーサイズ』
そのほか『トレーのサイズ』こちらも最初に覚えなければ、どの商品をどのトレーに入れるのかわけがわからなくなります。どのトレーの大きさのことを言っているんだろう・・・?と迷ってあたふたしている時間をチーフに見られたら注意されること間違いなしです。即座に対応できるように身につけておきましょう。
慣れてきたら指示されなくとも、どの商品をどのトレーに入れるのか、どれくらい売り場に出すのか、どれから先にやればいいのか、どれくらい盛り付ければいいのか(100g?200g?1匹?2匹?)などのレベルアップもできると良いです!
『陳列場所』
値段を貼り終えたらその後は品出しをするので『陳列場所』を知りましょう。どの商品がどこに並んでいるのか。。。を理解することで早く品出しをすることが出来ます。こちらも売り場で迷子になってしまうとチーフから怒られること間違いなしです。
水産の場合は『お刺身コーナー』『お寿司コーナー』『生魚コーナー』『切り身コーナー』『鮭コーナー』などある程度カテゴリーが分かれているので、どの商品がどのカテゴリーの種類に当てはまるのかを理解することで、早く覚えることが出来ると思います。
基本的なことが慣れてきたら
入社後、商品のことを理解し慣れてきたら今度はよく売れている商品を理解し『1日の中でどれくらい売れているのか』、『どのように並べているのか』、『商品の補充の仕方』『売り場整理の仕方』『欠品しそうな商品の把握、補充』『ピーク時に必要な量は?』『どの時間帯が良く売れる?』と1日の中での流れを掴むことで、チーフからの指示を先読みして動いていきましょう
取り扱う商品は膨大なので、すべてを理解する必要はありません。よく売れている商品、広告品など要所要所の売れ数の流れを把握するだけで良いです。
チーフは売り場を見て、欠品しそうな商品があったらそれを出すように指示してくるので、それを先回りして行動したり、チーフが加工調理でまな板作業ばかりで売り場の確認が出来ていなかった場合に、○○が無くなりそうです、○○が何P売れました、と言えるようになるだけでも全然違います。
入社後は覚えることが山のようにありますが、一度覚えてしまえば要領よくこなすことが出来ると思います。魚は1年を通して取り扱う商品がコロコロ変わるので季節ごとにイベントや旬の商品を覚えなければなりませんが、慣れてくると苦ではなくなります。
まだまだそのほかにも調理方法、発注作業、衛生管理など多々ありますが1日1つ覚えることを目標に頑張ってください!
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